回 |
内容
|
1
|
はじめに—現代世界における文化のダイナミズム 現代世界におけるグローバリゼーションとトランスナショナリズムなどの状況を解説する。
|
2
|
文化人類学とはなにか? 文化人類学が成立した世界史的背景とその方法論を紹介する。
|
3
|
文化の概念 文化人類学のキーワードである「文化」の概念について解説する。
|
4
|
家族・親族・祖先 アジアにおける家族・親族・祖先のありかたの多様性と近代における意味を学ぶ。
|
5
|
結婚と文化 結婚のありかたが文化的に多様であること、さまざまな結婚の社会文化的意味を学ぶ。
|
6
|
ジェンダー・セクシュアリティと文化 ジェンダーの揺らぎとセクシュアリティの問題を比較文化的に考察する。
|
7
|
宗教・呪術・儀礼 宗教と呪術と儀礼の関係を、タイの事例をもとに検討する。
|
8
|
病気・治療と文化 病気の文化的意味づけを探り、医療人類学の意義と課題について考察する。
|
9
|
民族の対立・協調とエスニシティ 現代世界における民族の対立・協調の状況とエスニシティ研究の意義を学ぶ。
|
10
|
開発、文化、マイノリティ タイやフィリピンを事例として、開発と伝統文化のあいだにあるダイナミックな関係を探る。
|
11
|
ツーリズムと移住の文化人類学 観光人類学および移住研究の課題を紹介し、現代におけるツーリズム・移住と文化の関係を考察する。
|
12
|
日本の伝統文化とオリエンタリズム 日本の伝統文化が海外でどのように需要され、解釈されているかをめぐって、オリエンタリズムについて考える。
|
13
|
ポピュラーカルチュア研究の意義 ポピュラーカルチュア研究の意義について、タイにおけるラップミュージックなどを事例として取り上げて検討する。
|
14
|
サッカーの文化人類学 サッカーを題材として、移住・移民、人種主義、アイデンティティなど、現代の文化人類学や文化研究のための分析視点を紹介する。
|